
三角筋は、肩関節を覆うように存在する大きな筋肉で、腕を上げる・前へ押し出す・後ろへ引くなど、肩のさまざまな動きに関わる重要な筋肉です。
肩の動きは日常生活だけでなく、スポーツや姿勢維持にも大きく関係しており、三角筋が正しく働くことで、肩関節を安定させながらスムーズな動きを作ることができます。
三角筋は大きく3つの部位に分かれています。
前部線維(鎖骨部)は、腕を前に上げる「屈曲」、前へ押し出す「水平内転」、内側へひねる「内旋」の補助を行います。
中部線維(肩峰部)は、腕を横へ広げる「外転」の主動作筋として働きます。なお、肩関節外転の開始動作は棘上筋が担い、その後に三角筋中部が強く働きます。
後部線維(肩甲棘部)は、腕を後ろへ引く「伸展」、外側へひねる「外旋」、後方へ開く「水平外転」の補助を行います。
また、三角筋全体は腋窩神経(C5〜C6)の支配を受けています。腋窩神経に障害が起こると、肩を横に挙げにくくなる、肩の筋力低下、肩の丸みが減少するといった症状がみられることがあります。
当スタジオでは、理学療法士の知識をもとに、単に筋肉を鍛えるだけではなく、肩甲骨の動き、姿勢、肩甲上腕リズム、身体全体の連動性まで考えながらストレッチやピラティス指導を行っています。
肩こり予防、猫背改善、四十肩・五十肩予防、スポーツパフォーマンス向上にもつながる重要な筋肉のため、正しく理解し、適切に動かしていくことが大切です。














